令和5年度「卒業生と在学生の集う会」開催報告
2023年11月25日(土)麻布大学 百周年記念ホールにて、「卒業生と在学生の集う会」を開催しました。
参加者は卒業生22名(うちオンラインで参加は2名)、在学生は約130名の参加がありました。大島副代表の第一声により「集う会」はスタートし、福山同窓会会長、小倉学園理事長のご挨拶を拝受しました。キャリアアセスメントの実績を持つ卒業生山本和美氏により「就活前に本当の自分を知るお手伝いをさせていただきます」が講演されました。就活における「自己理解」のポイント等をわかりやすく講演頂き、今後の学生の就職活動、進路の選択において大きなヒントを得ることができました。キャリアアセスメント講演に続き、昨年の「集う会」に参加した在学生3年次の三留結夏さんによる「同窓生と集う会」を講演頂きました。昨年の集う会で出会った卒業生大島氏(一般社団法人カルチャーファーム)を通じて活動停滞していた「馬活」の復活につながったエピソードが紹介されました。馬活とは外部団体主催の障がい者乗馬会、時代行列等のイベント参加を行い、馬の有効活用を目指す事業や障碍者、高齢者へのホースセラピーを推進する活動です。学内の厩舎移動により停滞していた活動が学生の積極的な卒業生へのアプローチにより自分たちの夢が実現したエピソードは学生の注目を集めていました。2つの講演終了後、設置された15ブースで卒業生と学生の対面による説明、質問、議論が活発に行われました。1回25分のブース説明に30名を超える学生が1度に参集した注目度が高いブースも数多く認められました。
25分×5回(14:00~17:00)の3時間にわたるマラソンブーストークは瞬く間に終了しました。
今回の集う会開催にあたり多大なご協力を頂きました大木先生をはじめ、多くの卒業生の皆様、同窓会事務局の皆様、本当にありがとうございました。今後の大学氷河期時代を迎える麻布大学に必要な事は「大学と社会の強い繋がり」を築くことが重要だと思います。この実現への第一歩として「卒業生と大学・学生の繋がり」の形成に「卒業生と在学生の集う会」が一翼を担えればと考えております。学生の卒業後の社会が明るく希望に満ちた社会である事を学生に伝える事ができれば麻布大学卒業生の社会での活躍は期待できるのではないでしょうか。
動物応用部会 代表 笠原 年春
ブース内容一覧(2023年)