greeting

一般社団法人麻布大学同窓会
会長 福山 守

会長に就任いたしました昭和52年、麻布獣医科大学卒業の福山守です。引き続きの会長になりますが、よろしくお願いいたします。
同窓会が一般社団法人となったことにより、定時代議員会で理事、監事の役員を選任し、その新役員による理事会で理事の中から会長、副会長を選定する新しいルールのもとで役員改選が行われました。
会務に遅滞を生じさせないために代議員会終了直後に理事会が開催され、会長(福山)、3名の副会長(青木ふき乃、伊藤悦子、奧田雄二)を選定していただきました。選ばれました副会長のうち2名は、女性で、これは同窓会史上初めてのことです。これまで、同窓会はどうしても男性中心で、女性の活躍の場は少く、大変画期的なことと思っております。これを機に女性正会員の入会、女性役職者の登用など男女共同参画が推進されることを大いに期待しております。
学園から、次期卒業生理事・評議員の推薦依頼があり、同窓会はこれを受け、理事に3名、評議員に9名を推薦し、6月1日に学園の理事、評議員に就任していただきました。就任されました方々には、学園の一層の発展にご尽力をお願いいたします。
大学は、動物医療センターの増改築が竣工しました。診察室・手術室が増新設、放射線治療装置、外科手術用顕微鏡、外科用X線撮影装置(C-アーム)等の機器が一新され、学生や研修医への充実した教育、獣医療を実現できる環境となりました。また、全学科定員を満たし、新設されました獣医保健看護学科には多くの志願者がありました。18歳人口の減少など厳しい状況がありますが、同窓会として、バックアップを続けていきます。
新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが変わり、支部総会などの活動がコロナ禍前に戻ってきました。私も各地の支部総会などにお邪魔させていただき、久々に会員の方々の生の声を聴かせていただきました。対面開催のよさを痛感いたしました。
近年は、若い方の正会員が増えず、正会員数の減少に歯止めがかからないなど課題を抱えておりますが、皆さまのお力をお借りしまして、同窓会の発展に尽くしていきたいと思います。引き続き、ご指導、ご協力をお願いいたします。