岩手・宮城合同同窓会開催報告

16iwate-miyagi bijo3_1「地方における同窓会の開催が低調で変わり映えしない」という声が聞かれて久しい。このたびこうした背景を打破する新たな試みとして東北ブロック内の「岩手」「宮城」の2県支部の合同で同窓会総会を開催した。偶然にも両県の事務局担当が同級生でありまた所属の研究室も一緒ということで話は「とんとん」と進んだ。初めてのことなので会場は、集まりやすさを重点に県境にある岩手県側の「一関温泉郷やびつ温泉・ホテル瑞泉閣」で行なうことにした。期日は平成16年9月4日とこれまた両県が例年開催している時期に一致させた。開催方式は、3部形式で企画した。第1部は、卒後教育の一環として「教育講演」を行なった。講師は学界でも著名な同窓生の1人である本学信田卓男助教授にお願いした。「小動物腫瘍治療の現状」と題した地方にいてはなかなか目にすることができない「母校」の最新の設備を誇る診療設備を用いた最新技術や具体的な症例をユーモアを交えての先生の講演に一同すっかり引き込まれた。こうした勉強会は、都市部や大学の近くにいればいつでも恩恵にあずかれるものかも知れないが、地方にいる会員にとっては新鮮である。続いて各支部ごとに定例の総会を開催したのち、浴衣に着替え一風呂浴びての大懇親会となった。公私ともに大変お忙しい高橋貢理事長には第1部からご臨席を賜った。いつもながら先生のアクティブなお姿には驚かされるが、この日も本学の最近の様子や合同開催についてご挨拶をいただき早速祝宴となった。隣県同士でありながら普段なかなか顔を合わせる機会は少ないがそこは同窓生。乾杯してまもなく意気投合しあちこちで談笑が始まった。応援団OBの会員の機知に富んだ余興や母校の歌に日頃の疲れもなんのそのひとときの青春を楽しんだ。こうした企画を通じて今後とも母校と同窓生の発展を心から祈っていきたい。
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秋田県校友会第28回同窓生の集い

平成16年7月24日、秋田県校友会第28回総会が本部より和田恭則獣医学部長に御出席いただき、秋田県仁賀保町 仁賀保温泉まるご旅館「いちゑ」において、県内同窓生23名が参加し開催されました。
総会は、はじめに佐藤林治会長(S41年卒)から15年度に開催された「麻布大学同窓会市民公開講座」が会員の協力により201名の参加者で大成功に終わった旨挨拶があり、続いて平成15年度会務報告及び決算報告、平成16年度事業計画及び収支予算案について審議され、満場一致で原案どおり承認されました。また、役員改選では現役員が全員留任となり、今後二年間活動して頂くことになりました。
研修会では三題の発表があり、初めに秋田大学医学部付属病院の平澤裕之(S58年卒)が「肺機能検査は指揮者?」の演題で病院での検査の現状等について発表がありました。
次に、畜産試験場の相沢健一(S63年卒)が「経膣採卵(OPU)を活用した牛胚生産」と題し受精卵移植の現状について発表。続いて、中央家畜保健衛生所の佐藤政善(S52年卒)が「鳥インフルエンザについて」と題し人との関わりや感染経路等の概要について報告されました。
講話では、和田恭則獣医学部長から大学の近況や同窓会の現況について詳細なお話をいただき、在学当時との変化に会員一同和田先生の話に聞き入っておりました。
懇親会では、鈴木陽一(S39年卒)の乾杯で始まり、和やかな雰囲気で学生時代の昔話に花を咲かせ同窓会の活性化や将来展望についてと話が弾んでおりました。中には県内にいながら初めて顔を合わせた同窓生もおり、同窓会活性化のため今後も継続して参加していただきたいものです。懇親会の締めは、副会長の鈴木敏規(S46年卒)が行い、その後は各部屋でさらに懇親を深めるため二次会の開催となり、一部の会員は夜を徹して語り明かしておりました。
最後になりますが、お忙しい中にもかかわらず御出席いただいた和田学部長に感謝申し上げますとともに、昨年の市民公開講座開催に際しご指導いただきました同窓会本部事務局、参加いただいた各支部の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
(事務局:蒔苗 修 S54年卒)
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栃木県支部総会開催される

16tochigi平成16年度の獣医師国家試験が終わって最初の日曜日である平成17年3月6日、宇都宮市の「ホテル ニューイタヤ」において、平成17年度の栃木県支部総会及び懇親会を開催いたしました。
当日の支部総会は、同窓会本部から、公衆衛生第一講座 光崎教授を来賓にお迎えし、午後2時から始まりました。会員26名の出席のもと、小野口 勝巳支部長(昭和40年卒)の挨拶に続いて、平成16年度の経過報告、収支予算、17年度の予算案などについて審議を行い、原案どおり承認されました。
ひき続き、来賓の光崎教授から、大学の近況をはじめ、学生の入学状況、就職状況等についての説明や様変わりした大学周辺についてお話があり、参加者も自分たちが過ごした大学時代を思い出し重ね合わせているようでした。その後、参加者からの多くの質問がでましたが、快く答えていただき、本支部の今後の活動に役立つ講演となりました。
総会終了後には懇親会が開かれ、前支部長の岸本 進 顧問(昭和27年卒)の乾杯の発声で始まりました。懇親会では和気あいあいの雰囲気のうちに時間が流れ、昔話にも花が咲き楽しいひとときを過ごしました。ただ、総会の開催が宇都宮競馬場の廃止直前であり、山下 幸彦会員(昭和31年卒)から話が出され、寂しさと時代の流れを感じました。
懇親会後の2次会にも光崎教授に参加いただき、餃子と宇都宮の夜を体感していただきました。
今回の総会は参加者増加をはかるため日曜日に開催しましたが、効果が少なかったのでまた来年度は違う方法を考え、さらににぎやかな支部総会にしていければと思っております。
終わりに、麻布大学同窓会の今後益々の発展をお祈りいたしまして、栃木県支部総会の報告といたします。
(栃木県支部 事務局)
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横浜市支部総会

7月24日(土)陽が暮れても、近年にない暑い最中、第23回横浜市支部総会が、開催されました。総会に先立ち本年6月20日に御逝去された青木吉蔵先生(S20卒)、4月18日に御逝去された佐藤天希世先生(S46卒)に対し黙祷を捧げました。青木先生は、支部の長老的存在、また佐藤先生は、支部以外にも横浜市獣医師会の理事なども歴任され、また後輩思いのよき先輩でした。
総会は、本学より来賓として浅利昌男先生をお招きしまして支部長の小池先生(S40卒)が議長になり平成15年度事業並びに収支決算報告がされ、監事より監査報告が行われた。総会では、出席者数20名という少なさ、会費の未納がいつも話題にのぼります。
学園の話題として、平成16年度の大学祭に学生とOBとの交流として兵藤先生(S37卒)に世話役をお願いしていること。また、その実行計画案を伺いました、興味のあるところでは、山形県支部賛同のイモ煮なべ会、七輪焼コーナーでは、各自で豚肉を、焼きながら談笑する同窓会の集いの場など11月5・6・7日の大学祭の件などが、副支部長の保田先生(S37卒)よりお話がありました。
また、浅利先生より学園情報として獣医学科の実習研究棟を設立するため18年1月竣工予定、また近年、学生に退学者が多いことを、苦慮して検討しているとのことです。横浜支部には浅利先生と大学時代同期の先生(S49卒)が多く、また出席者の自己紹介などもあり予定の時間をかなり過ぎても話が尽きず和気藹々話がはずみました。9時30分散会になりましたが、まだまだ解散するには、名残惜しく、夜の横浜の町に繰り出していきました。
(S56卒 山元 壱郎)
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新潟県支部総会

16niigata平成16年6月5日(土)、新潟東映ホテルで平成16年度新潟県同窓会定例総会が開催されました。参加者は35名で、同窓会本部から獣医学部長で内科学第三研究室 和田恭則教授に来賓としてご出席いただきました。開会に先立ち、この一年間にご逝去された山田喜市氏(S16卒)、内藤卓氏(S33卒)及び佐藤敬信氏(S 8卒)のご冥福を祈り黙祷を捧げました。その後、当日欠席された早川秀男会長の代理として、樗沢(ぶなさわ)仁 副会長から開会挨拶があり副会長を議長として議案が審議されました。事務局から平成15年度事業報告及び収支決算について並びに平成16年度事業計画案及び予算案についての説明があり、原案どおり承認されました。特に、本年度は平成17年2月10日(木)から12日(土)に獣医師会の平成16年度学会年次大会が新潟市の朱鷺メッセで開催されるのに合わせ、11日(金)に麻布大学同窓会コーナーを設ける予定ですので、年次大会にご参加される全国の同窓生多数のお立ち寄りをお待ちしております。
総会終了後、和田先生から「学園の状況」について講演があり、以前の学園の表玄関であった淵野辺駅の近代化、OA入試及びオープンキャンパスの実施など、ここ数年で大学が激変したことによる学内の活性化がみられることの紹介があり、「矢部駅」を「麻布大学駅」に改称する案はどうなったのかとの、真剣な質問もあり有意義な講演となりました。
総会に続いて催された懇親会は、出席者の中で最も先輩の小松原昭栄氏(昭24卒)の乾杯で始まり、いつもの自己紹介、程よく酔いが廻った頃から、これも恒例の大学歌の合唱が年代毎に行われ、「押忍!」に始まり「押忍!」で終わる懐かしい学生時代に戻り、「寮歌」「記念祭の歌」「数え歌」など往年の美青年たちが熱唱し、来年の再会を約束して、盛大な内に終了することができました。
(文責:事務局 小野島)
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平成16年度麻布大学同窓会石川県支部総会

16ishikawa開催日時:平成16年11月13日(土)午後6時~
開催場所:ホテルイン金沢 北の庄屋(金沢市堀川1-10)
麻布大学同窓会石川県支部の平成16年度総会は、平成16年11月13日(土)午後6時から金沢駅前の「ホテルイン金沢 北の庄屋」で開催しました。
当日は、同窓会本部から昭和46年卒業で生化学研究室教授の鈴木義彦先生をお迎えし、岡部佐武郎支部長はじめ会員18名の参加がありました。
総会は支部長の挨拶に始まり、来賓として鈴木教授の挨拶の後議題として、先に福井県で開催された平成16年度麻布大学中部ブロック会議の報告、平成15年度決算の承認、平成16年度予算案及び会費の値上げ案を盛り込んだ平成17年度予算案が上程され、承認されました。次いで平成17年度に石川県支部が担当で開催する中部ブロック会議の開催についての協力が図られ、全ての議事が終了しました。
鈴木先生からは、多くの獣医系大学に共通し麻布大学でも例外ではなく獣医学科への入学希望者は多いが、その反面他の学科の希望者が少なく、また大都市近郊からの入学者が多く、地方からの入学者が少ない現状について、同窓会としても今後の地方支部の運営に危機感を抱いているとのお話しがありました。この状況を同窓会として大学当局に申し入れた結果、大学側もこのことを受けブロックからの推薦等、同窓会枠の検討も視野に入れ、AO方式を取り入れた入試選抜を実施しているとのことでした。次いで、慶事として昭和40年卒業で本学薬理学教室の赤堀文昭先生が日本農学賞及び読売農学賞を私立大学卒業の研究者で初めて受賞したこと、更には昭和49年卒業で(社)日本装蹄師会の青木修先生が日本人で初めて国際ウマ学会への殿堂入りをしたことなど本学同窓生の奮闘の様子を紹介されました。
総会終了後の懇親会では、昭和34年卒業から平成14年卒業までの同窓生が久しぶりの再会となったこともあり、互いの情報交換に盃を上げ、時間のたつのも忘れて親睦を深めました。
(分責:事務局 吉村清人)
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長野県支部総会

16nagano平成16年10月30日(土)、佐久市「佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリー」において、平成16年度支部総会及び懇親会を開催しました。当日は、噴煙を上げる浅間山を一望にできる場所を設定しましたが、残念ながら雨天となってしまいました。しかし、大学より政岡俊夫学長、同窓会本部から紫野正雄先生のご臨席をいただき、県内各地から会員30名が出席し、盛会に行われました。
総会は、宮澤宏会長(昭和33年卒)の挨拶に続き、政岡学長、紫野先生両先生からのご祝辞を賜りました。議事の中では、当会場からも近い信濃研修所(長野県望月町)の有効利用について(地元同窓生もお手伝いしたい)や、会費納入全国3位を維持するために納入会員を増やそうといった意見がでました。
全員で集合写真を撮った後、長老の羽田計樹会員(昭和14年卒)の乾杯の音頭により、懇親会に入りました。一番の若手、中山一也会員(平成4年卒)まで、ずいぶんの歴史がありますが、和気あいあいのうちに宴会は盛り上がり、大学歌丹沢山、校歌明治の中葉の合唱、そして最後は元応援団長の宮澤会長、飯沼英明会員(昭和35年卒)によるエールフレーフレー麻布(三三七拍子)をいただき、最高潮に達しました。その後、二次会は佐久の繁華街中込に繰り出しましたが、やはり県歌「信濃の国」を合唱し、再度盛り上がりました。
学生気分にもどり、大学との交流、年齢差を越えた会員同士の親睦などができ、とても楽しい一夜でありました。
(今村 睦 昭和61年卒)
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愛知県支部総会開催さる

16aichi愛知県支部では、去る3月6日(日)に麻布大学から猪股智夫助教授をお迎えし会員18名の参加を得て、平成16年度通常総会が開催されました。
総会に先だって猪股先生から大学の入試状況並びに卒業生の就職先等についてお話を戴きました。最近では、神奈川県、東京都出身者が入学者の大半を占め、本当に獣医師を必要としている地方出身者の合格者数が極端に減少している実態をご説明戴きました。私立大学として、また全国区の大学として点数万能主義ではなく、AO試験の充実や同窓会枠という考え方があってもよいのではないかと問題提起されました。また、卒業生の就職先をみると女子学生が増えたこともあって、ほぼ8割が小動物関係に就職している実態が示されました。私も畜産に携わる者として本県でも公務員、大動物臨床に就職される後輩が少なくなっている現状は寂しく思います。本県の大動物の臨床獣医師はというと酪農学園や北里大学出身者が圧倒的に多くなってきているのが実情です。
確かに大学の立地条件もあると思いますが、麻布大学もよりフィールドと緊密な関係を持ち、大動物実習を充実させ学生が大動物に興味を持つようなカリキュラムになることを希望します。
総会では、事務局から本年7月2日に本県で開催される第81回麻布獣医学会及び市民フォーラムの開催計画を上程し、可決承認されました。
行事が重なり、小動物開業の先生方の出席が少なく例年に比べて若干参加人数が少なかったものの、和やかな雰囲気の中、時間がたつのも忘れ楽しい時を過ごしました。
最後に本年は、愛知県で万博(3月25日~9月25日)が開催されます。万博見学を兼ねて7月2日の学会並びに市民フォーラム(増井光子先生講演予定)にも是非多数の参加をお願いします。
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兵庫県支部総会・肉親会

17hyougo2月27日(日)神戸市内「北のプラザ六甲荘」において、2年に1度の支部総会と親睦会を開催しました。最初に当日持ちかえるための記念写真を写し、写真屋さんへ直行し、中締めまでには出来上がり。前回から新会長に就任された和田 英男氏(S40卒)のユーモアたっぷりのお説教(あいさつ)のあと、来賓の政岡学長のまじめなあいさつが対照的であった。会計報告等の総会終了後、田中近畿評議委員の乾杯で親睦(肉親)会に移った。同窓生46名(女性2名)の宴会は時間とともに盛り上がり、自己紹介で最高潮に達したころ、兵庫支部恒例のビンゴゲームの時間となった。今回の景品は家庭への持ち帰り用「焼き肉(上)1kg」(八千円相当)10個の争奪戦です。ゲームが始まると役員も来賓も真顔となり、担当者も緊張。会場は私語一つなく真剣そのもので緊張感が漂います。今回は22%の確率、しかも、支部長が特別に取寄せた自慢の肉です。最初はなかなか〔リーチ〕の声もないまま進行。5分、10分たつうちに〔リーチ〕〔ビンゴ〕の声がかかりはじめ、30分後には起立者多数となり会場は騒然。最後の1個は3人の〔じゃんけん〕で決定した。家庭への土産ができて〔ニコニコ〕顔の人、残念がる人等悲喜こもごもの中で肉親宴会は解散した。
世話をした事務局としては次回の支部同窓会用にまいたこの〔肉餌〕で次回も今回以上の同窓が参集してくれること間違いなし。
ちなみに夫婦で参加した私は前回同様今年も当たらず。
文責 事務局 中野 恭治
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平成17年 第1回 麻布大学同窓会奈良県支部の集い

日時:平成17年3月6日(日)16:30~
場所:奈良ロイヤルホテル 中華レストラン 沙山華
東大阪市ご開業の麻布学園理事 田中克明先生をお招きして、上記の日時、場所にて奈良県支部の集いを執り行いました。
夕方からの開始と言うこともあってか、定時に始めることができました。
田中先生より麻布大学の現状、そして今後の展望をお聞きし、我々が在学していた頃と比べて、何もかも変貌をしていることに改めて驚きを隠せません。野間グラウンドの購入、新研究棟の建築、淵野辺周辺の変貌(青山学院が移転してきたこと)、大学冬の時代に即したコンセプトと同窓会の役割などなど。
その後昔の話もいろいろお聞きでき、とても楽しく2時間半が過ぎました。
出席者は9名とやや小規模では御座いましたが、益々親密な関係が築けたようです。
また企画しようと支部長以下全員で話し合い、散会となりました。
奈良県支部長 村江 保介
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平成17年〔第36回〕 麻布大学同窓会広島県支部総会

17hiroshima日時:平成17年2月20日(日)14:00~18:00
場所:広島県民文化センター(鯉城会館)
広島県支部総会が30名の出席のもとに開催されました。6年前から総会開催時期を1月~2月へ変更されたように記憶しています。それまでは8月第4日曜日ということで定着していましたが、学会等行事が重なるということで変更されたわけですが、出席者数は30名前後の出席で推移しています。現在、広島県支部会員は132名と準会員20名(在学生)で構成されています。ただ環境保健学部の同窓会員が支部では充分把握されていません。今後に課題があるところだと感じています。
今回の総会は特別講師として和田恭則獣医学部長を招聘し「これからの獣医療」をテーマに講演いただきました。国際化が進みボーダーレス化が進展してくる中、麻布大学の対応や施設設備の充実を図るとともに、教員の資質向上のための評価システム等、厳しい現状や、獣医療の質の向上のために大変参考となるお話に聞き入りました。
総会では昨年ご逝去された前支部長岸本敬之先生に黙祷を捧げて開会に入り市場強支部長(S34卒)の挨拶で始まった。戦後60年の時の流れが近代化するにつれ個のつながりがなくなり人間と人間の支えあう気持ちが希薄になったと述べられた。こうした年に一度の同志の和が、各々の分野で活躍される方々の情報交換の場であり、交歓の場として益々盛会となるよう期待すると締めくくられた。
議長は副支部長川原田圭三先生(S36卒)が選出され議案審議と役員改選も順調に進行し全員が留任となった。
恒例の写真撮影懇親会に入った。新迫保人常任顧問(S18卒)の乾杯で宴が始まり、会員のテーブル移動が活発となった最後は荒谷簡萬顧問(S19卒)に中締めをいただき、4時間に及ぶ同窓会総会の全てを終了した。
事務局長 前田茂(S46卒)
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大分県支部総会について

16ooita平成16年度の大分県支部総会を平成17年3月12日(土)に大分市の「割烹百合」で開催しました。参加者数は26名と例年並の参加者でした。
まず、飯田昌昭支部長のあいさつの後、一年間の経過報告として、代議員大会や九州地区連絡協議会の開催状況等について報告がありました。代議員大会の報告としては、大学の近況等について飯田支部長より詳しく説明があり、会員一同、大学の変貌しつつある姿を想像することができました。
その後、議事として支部同窓会に参加しやすい体制づくり等について協議しました。同窓会費の値下案やいろんな意見が出されましたが、今後協議しながらこの問題に取り組んでいくこととなりました。
例年総会時に会員による研究発表についてですが、食肉衛生検査所 尾形より「家畜保健衛生所と連携した豚丹毒対策」、畜産振興課 衛生飼料室 川部より「薬事法及び獣医療法」の2題の話題提供がありました。
総会終了後は、懇親会を開催しましたが、年代、職場を超えた昔話やいろいろな話題に花が咲き、楽しい場となりました。
来年度以降、支部総会時に麻布大学本会の先生による講演等々も検討しながら、支部会員の積極的な参加を促せるような総会を考えていきたいと思います。
事務局 川部 太一(昭和63年卒)
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平成16年度宮崎県支部開催報告

16miyazaki平成16年度支部同窓会は、当初8月末に在校生も交えて開催する予定であったが、あいにくの台風襲来により今回の開催となりました。
1月22日宮崎市の中華料理店「東天閣」で、大学から動物応用学科の紫野先生のご出席をいただき会員28名が出席し開催した。長友士郎支部長(昭36卒)の開会あいさつの後、紫野先生から大学の近況報告と淵野辺界隈の変貌振りの報告を受け、黒木延幸副支部長(昭36卒)の乾杯の音頭で懇親会に入り、ビールもそこそこに、もはやブームから日本中に定着した焼酎で年輩の会員も若い会員も一丸となって大いに盛り上がった。全会員1分間スピーチにより学生時代の思い出と近況報告が終わると円卓はすぐに入り乱れ、瞬く間に焼酎瓶があちこち転がった。宮崎県は全国有数の畜産県で卒業生にも産業動物獣医師が多く、臨床実習が縁でNOSAI に就職した三重県出身の西岡千恵子(平16卒)嬢も新入会員として紹介され大いに歓迎された。ちなみに県内の大動物臨床女性獣医師6名中2名は麻布出身(1名は昭61卒の矢野尊子会員)で健闘しています。宴も尽きない中閉店時間となり、応援団出身で先の西岡嬢の臨床実習を引き受け就職のきっかけを作った松本秀行副支部長(昭51卒)のエールで全員がスクラムを組んで校歌を斉唱した。最後は柊山弘幸先輩(昭34卒)の万歳の音頭で、来年8月に在学生を含めて開催することを約束し、またの再会を期して閉会した。しかし、過半数は、そのまま紫野先生を引き連れ2次会へ直行し、「焼酎・黒霧島」と「宮崎地鶏」で日付が変わる頃まで盛り上がった。
宮崎県支部も最近若い会員と在学生が増え活気を帯びてきた。今後とも同窓生の絆をさらに深めたいものです。
(事務局 工藤 寛 昭52卒)
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鹿児島県支部総会

17kagoshima平成17年1月29日(土)、鹿児島市グリーンホテル錦生館において、政岡学長のご臨席をいただき、開催しました。
鹿児島県支部総会は毎年新年会を兼ねて1月第4土曜日に開催することとしております。
先ず豊留一義氏の司会により、有薗支部長(昭19年卒)が麻布獣医学園の起源は薩摩、苦難の歴史を忘れるな、即ち本校開祖「與倉東隆」公は鹿児島市加治屋町にお生れになり、その後上京、駒馬農学校、アメリカ留学をされ明治23年東京麻布区に東京獣医講習所を開設された。これがわが学園の創立記念日であること、昭和20年、麻布古川橋の校舎を戦災により焼失、世間では麻布獣医は再起不能といわれた。しかしながら昭和22年元陸軍兵器学校跡の現在地に第二の基礎を築くことができた。
今日の麻布大学の繁栄の影には先人達の言語に絶するご苦労と母校をつぶしてはならないという先輩達の絶大なる母校愛があったことを忘れてはならないと若い後輩達に訴え苦難の歴史、で挨拶が終りました。
続いて池田事務局長の会務報告があり会費納入状況や促進について要請がなされた。
政岡学長は学園の現況と将来について、「同窓生は大学の財産である」と学長の持論の中に卒業生を大事にしていきたいという熱い思いが伝わり、改めて母校への愛着を認識した次第であります。
懇親会は西帯野 修(昭33年卒)の乾杯で始まり、焼酎の入ったところで各人の自己紹介があり、特に平成年間の卒業生の出席が多く、東京出身の女性で農業共済に就職されていることに驚きと喜びを感じました。
万歳は黒木宜喜(昭42年卒)で閉会し又来年の再会を約束し、一部の人は二次会で夜遅くまで天文館の灯を楽しんだとの報告がありました。
(事務局長 池田耕夫 昭45年卒)
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沖縄県支部総会- 赤堀教授の日本農学会賞をお祝 -

16okinawa沖縄県地方は日本の南西部に位置し、九州と台湾の間に弓なりに連なる琉球弧に属し、沖縄島(本島)、宮古島、石垣島及び西表島(八重山地域)の四つの主要島に大小の離島群160の島しょ(うち有人島49島)からなり、東西1,000km、南北400kmに及ぶ亜熱帯地域であります。県都那覇市から東京までの距離が約1,560km、台北及び上海までは1,000km以内に位置します。
気象的にも本県は、亜熱帯海洋性気候に属することから、年平均気温は22.7℃、冬季においても16.8℃と周年温暖な気候です。
一方、台風の常襲地帯であり、冬季は季節風や寡日照等の不利な条件もあわせもっています。年平均降水量は、2,037mmと多いが、年、季節、地域における変動が大きく、たまたま干ばつの起こることもあります。
1月下旬には、桜の開花があり、我が国桜前線の起点となり、3月には日本一早い海開きがあり、5月中旬には一足早い梅雨入りが宣言され、沖縄戦慰霊の日の6月23日頃には梅雨は明けます。
さて、前置きが少し長くなりましたが、梅雨明けが秒読み段階に入った平成16年6月11日(金)に那覇市内のサザンプラザ「海邦」において、大学・同窓会本部から赤堀文昭教授を招聘して、平成16年度の支部総会が開催されました。
特に、今年度の総会においては、赤堀教授の平成16年度日本農学会賞・読売農学賞受賞という大変名誉な栄に浴された事読を支部同窓会一同で祝賀を申し上げると云う意味も込めた総会でもありました。本学園にとりましても初めての受賞者の誕生ということで、総会において花束の贈呈と記念品の贈呈を挙行させて頂きました。
総会は、長嶺支部長(昭和40年卒)から、同窓会は、母校・学園の応援者であり、その為に同窓会がある旨の話しと会員の平素の同窓会活動への協力に対する謝辞を込めた挨拶があり、議事に入りました。過年度の会務報告と収支決算報告が提案され、全会一致で承認されました。次に2年任期の役員の改選が行われ、長嶺支部長が再選され、副支部長には、玉城尚武(昭和48年卒)、玉城敬(昭和48年卒)、中島秀人(昭和48年卒)、新里武則(昭和55年卒)の4名を新たに選任し、事務局長に徳嶺光男(昭和56年卒)、書記会計に岸本敦(平成4年卒)の各会員が新たに選任されました。総会は、終始和やかな雰囲気で進行し、何年かぶりで会う顔や会話、学園・同窓会の発展を願う各人の思いで一杯となる情景でした。記念撮影で総会を閉じました。
続いて懇親会の場に移り、大城幸盛顧問(昭和37年卒)の乾杯の発声に始まり、来賓としてお迎えした日本農学大賞受賞者 赤堀教授から「学園の近況」と題した講話を頂きました。我が母校・学園の近未来的な発展の話や淵野辺、矢部駅周辺の変化などにも話しは及びました。赤堀先生を囲んで学生時代の想い出話やらに花を咲かせ、旧交を温め出席した同窓は皆、学園や同窓会本部とともに学園発展の一助となるべく決意を新たにする楽しい一夜となりました。
会は、今後更なる支部活動の活性化と会員の一致協力を誓いつつ、比嘉次郎副支部長(昭和44年卒)の閉会の辞により全日程を閉じました。
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学園支部総会

gakuen(party)平成16年5月13日(木)午後5時45分より学内百十周年記念会館1階「repast」において、平成16年度学園支部総会が開催されました。この日は全国食肉衛生検査所協議会病理部会「第49回病理研修会」および、麻布獣医学園理事会が行われていたため、総会出席者21人で、例年よりは若干出席者は少なめでした。
総会に先立ち平成15年度物故者 宮田清志(獣医学科昭和50年卒)さんに対し黙祷を捧げ、故人のご冥福をお祈りしました。また、新会員である栗林尚志(獣医学科昭和62年卒)、松井久美(獣医学科平成10年卒)両会員の紹介のあと、赤堀文昭学園支部長が議長となり議事に入った。平成15年度事業報告および決算報告、平成16年度事業計画案、収支予算案が担当理事より報告および提案され、いずれの案件も原案とおり承認された。

gakuen(soukai)また、今年度からの電子メールによる委任状の有効性について審議した結果、学内LANを用いることによって紙の消費を気持ち程度であるが、抑えることで環境に優しい活動が出来るとの出席者全員の意見は、議案に対して承認の運びとなったようです。次回から電子メールによる委任状が認められました。
総会終了後懇親会に移り、池澤聖明(獣医学科昭和32年卒)会員より同窓会が行っている学生への支援に対するお礼と、同窓会の在学生に対する今以上のサービスや就職に対する支援を同窓会本部に要望したい旨の発声で乾杯となり宴に入りました。懇親会途中には法人理事会を終えた、望月正昭(獣医学科昭和36年卒)、田中克明(獣医学科昭和40年卒)、高橋徹(獣医学科昭和46年卒)、市川正雄(獣医学科昭和46年卒)各法人理事の臨席を賜り、より同窓生の親睦が深められ、会は大盛況のうちに幕となりました。
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