令和5年度　就職業界研究会開催しました（生命・環境科学部会）

　

本会は、生命・環境科学部及び同窓会 (生命・環境科学部会) が主催し、本学同窓生が在籍する企業 25社の協力の下、実施しました。対象学科・学年は、臨床検査技術学科2年次、食品生命科学科3年次及び環境科学科2、3年次であり、環境科学科2年次学生については、キャリア学習の講義の一環として実施されました。
参加企業には、各社の事業内容等を記載した資料を作成いただき、これを学生に事前配布することで、企業研究用の資料としました。当日は、各社1枚程度のスライドで 2分間の企業説明 (ショートスピーチ) を行い、その後、各企業のブース (同窓生も参加) に分かれ、1回20分の企業説明を3回実施しました。企業説明は、1回20分と限られた時間でしたが、アットホームな雰囲気で多くの質疑・応答がなされ、活発な意見交換が行われました (中には、その場でインターンシップを決めた学生もいました)。参加した学生は140名で、内訳は、臨床検査学科2年次学生40名、食品生命科学科3年次学生20名、環境科学科3年次学生40名、同学科2年次学生40名でした。同窓生の参加者は 22名でした。
参加した学生からは、「これから本格的な就活を行っていく上で非常に参考になった」、「先輩達が、在学中にどのような就活を行ってきたのかを具体的に知ることできた」、「業界や企業研究を行うための参考材料になった」等、概ね好意的な意見・反応を得ることができました。一方、本会の参加企業の多くは、環境・衛生分野であったことから、臨床検査技術学科及び食品生命科学科の学生にとって関心の高い業界・企業の参加が少なく、このことが両学科の参加者数に反映したものと思われます。
今回は、生命・環境科学部全体を対象として実施しましたが、環境分野に関連した企業の参加が多く、今後は環境分野以外の企業の参加を増やしていければと思います。生命・環境科学部の先生方と協力し、我々卒業生が学生の就職活動にさらなる支援をできればと考えております。今後も卒業生の皆様の御協力を宜しくお願い申し上げます。

生命・環境科学部会 代表　望月　雅裕